五十嵐里絵さん
五十嵐里絵さんと色違いのエプロンでワークショップに参加したのは、同じ弁護士事務所の辻山先生。アートの腕もさることながら、弁護士としても最強コンビ!
中尾祐輔さん
Q:パトロンプロジェクトに入るきっかけは
子供の頃から絵を描いたり、モノを作ったりすることが好きでした。
しかし、学校の美術の成績はイマイチでしたので、成長するにつれて興味は薄らいでいきました。
再び芸術への関心が芽生えたのは2年ほど前です。
7年ほど産業系の記者をしているのですが、文化・芸術の支援に積極的な化粧品メーカーの担当となったことで、アートに触れる機会が劇的に増えました。その後、担当業界が変わると、再びアートとは縁遠くなりました。担当を外れ、半年くらい経った今年3月、海外旅行中になにげなくiPadを操作していると、パトロンプロジェクト立ち上げのお知らせを発見。再びアートに触れられるという喜びから、パトロンプロジェクト参加を即決しました。
Q:どんなイベントが楽しいですか
作品を鑑賞することももちろんですが、実際にアートを創り上げるワークショップが一番楽しいですね。
抽象的な表現だと素人でも意外に様になったりします。そして、アーティストの方から、(たとえお世辞でも)お褒めの言葉を頂くと、一瞬だけアーティストになったかのような錯覚を味わえるのがたまらないですね。
Q:パトロンプロジェクトに入ってよかったことは
アーティストの方々と自然にコミュニケーションが取れるようになったことです。
今まではアーティストの方々に私なんかが話しかけていいのか、恐れ多いのではないかという思い込みがありました。実は、化粧品メーカー担当時にギャラリーには多く行っていましたが、緊張のあまりアーティストの方々と直にお話しする機会はほとんどなかったですね。
しかし、パトロンプロジェクトに参加し、ギャラリートークを聞いていると、芸術の細かいところは理解できなくても、ふだん思ったり感じたりするところは、私と共通する、あるいは理解できるところが多々あることが分かりました。その瞬間、これまで感じていた壁はなくなりましたね。そして、「この人たちと飲みたい」と思うようになり、実際、アーティストグループ凹地との第1回イベントの後、凹地メンバーのアーティスト達と朝までご一緒させて頂きました。
Q:アーティストの方々との交流はいかがですか
話がつきず、毎回朝までコースですね。
Q:実際にアート作品を持たれてみていかがですか
画家の中村眞弥子さんが模様をデザインされた1点ものの「お帽子」を購入しました。
6月に調布のギャラリーで開催された中村さんの個展で、海辺の工業地帯のようにも見えたり、鯨や魚たちが暮らす海底に見えたり、心地好い清涼感を感じたり、見るときの気分によって様々な世界観を映し出す絵画たちに惹かれました。
そして、そのような絵画の世界観が描かれたお帽子とも出会えました。
かぶった瞬間、お帽子の世界観と私自身とが一体化したかのように感じ、僭越ながら「私以外にこのお帽子の似合う者はいない!」ということで、購入させて頂きました。週末の外出時にはいつも身に付けていますし、スーツにも合うのでとても気に入っています。
Q: 今後手に入れたいアートなどありますか?
流行りに乗っかるわけではないですが、お帽子同様、ウエアラブルな作品を中心に集め、
私自身がアートと一体化し、アーティストの思いの何百分の1かを体感できればいいなと思います。
大谷りえ子さん
パトロンプロジェクトに参加したきっかけは、主にアート関連の記事を発信するブロガーが招待される内覧会で「同時代のアーティスト達と交流して応援するイベントがある」と誘われたことです。
パトロンプロジェクトに参加するまでは、アーティストの方々の世界と殆ど関わりなかったのですが、アーティストと交流するようになってから作品を見る目が変わりました。展覧会開催中のアーティストが講師となり、一緒に作品を制作する実体験も面白かったです。
アーティストとの交流の中で、気に入った作品があると購入する場合もあるのですが、お部屋にアートがあると日々の生活も楽しくなります。小品アートは、アクリルの正方形の容器に並べてみました。
また、中村眞弥子さんというアーティストの作品はギャラリートークやティーパーティーを通してその世界感に惹かれました。抽象的な部分もあるので、作品から感じる世界が日々違うのも魅力です。